#111 台湾旅行記1

私の実家が中国茶のお仕事を開始して以来、台湾にはわりあい頻繁に訪れています。

今回も中国茶のお勉強と遊びを目的に台北へ行ってきました。

 

みなさんご存知のとおり、当サロンでお料理とともにお出ししている中国茶はすべて

台北にある廣方圓というお茶屋さんの茶葉を使用しています。

台北での常宿リージェントホテルから徒歩5分の距離にある廣方圓銘茶。

気持ちの良い朝にひとりでテクテクお茶屋さんまでお散歩です。

台湾には数えきれない程のお茶屋さんが存在しますが、その中でも廣方圓銘茶に置いてある茶葉は

ダントツのトップクラスでお店のセンスもとても良く、とにかくオススメのお茶屋さんです。

 

ディスプレイ、パッケージも洗練されています。

もちろん、お味も上等です。

廣方圓銘茶は台湾で初めてプーアル茶を広めたお茶屋さんで、今となっては中国本土でも

見つける事がとても難しくなった年代物のプーアル茶なんかも置いてあります。

プーアル茶意外の茶葉はすべて台湾原産の茶葉が置いてあり、烏龍茶、紅茶、、とにかくすべてお味が

とびきり上等です。

丁寧に丁寧にお茶を入れてもらう事で、上質な茶葉の味と香りがますます際立ちます。

お茶の入れ方次第でこんなにも違いがあるなんて。

お勉強になります。

そして、今回の台湾滞在において一番私が感動したのはこのポット。

20年間プーアル茶を入れ続けたそのポットは、蓋を外しただけで中身は空でも

何とも言えない香りが広がり、またそのポットを使って入れたプーアル茶は

これまた何とも言えない深い味わい。

これがそのポット。

どうしても自分でも時間をかけてプーアル茶ポットを作りたくなり、

我が儘を言って数十年前に購入したという未使用のポットを特別にわけてもらいました。

これから、頑張って20年かけて香しいプーアル茶ポットを作りたいと思います。

 

その他にも、フランスのマリアージュフレール社の最高級紅茶と台湾の高級紅茶を飲み比べたり。

ちなみに右がマリアージュフレール、左が廣方圓。

好みはあると思うけど、台湾紅茶なめてはいけない。相当な美味しさです。

お茶の渋みを消す為にレモンやミルクを加えて飲むと言われている紅茶。

台湾の紅茶は渋みがなくストレートでいただくのが美味しい紅茶です。

いつか廣方圓とインウェイで東京で中国茶の教室をしよう!とか、

台北でもお料理教室をしよう!とか、夢ふくらむお話しもしてきました。

実現させるにはもっとお勉強しないとですが、出来たらいいなと思いながら頑張りま〜す:)

 

台湾を訪れた際にはぜひ、廣方圓に行ってみてください。

「廣方圓銘茶」

10488台北市中山北路二段72巷7號

電話:886-2-2563-2851

http://www.kfytea.com

日本語もOKです。

 

あとは、とにかく食い倒れた今回の旅行。

次回は台湾の美味しい物を紹介したいと思います。

 

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